渡助商店

小売店 

住所

〒319-1222 日立市久慈町2-16-11

営業時間

9:00~17:00

TEL

0294-52-3527

定休日

不定休
日立市

手づくりの天日干しにこだわる老舗の干物屋

渡助商店は100年以上続く老舗の干物屋です。太陽の元でじっくりと干す、手間暇を惜しまないこだわりの干物を加工・販売しています。地元久慈浜を中心に、大津や大洗で水揚げされる地魚を使用した、素材の味が活かされ旨味が凝縮された干物です。

魚が苦手な店主が認める、本当に旨い干物
看板商品のシラス干しは、地元・久慈浜で獲れたシラスを、巷で「渡助筋」とも呼ばれるこだわりのサイズ感で揃え、なるべく品質・鮮度の良い状態を見極めて買い付けています。仕入れたシラスは、「煮が甘いと美味しくならない」という先代からの教えを守り、しっかりと茹で上げてから干しています。
イワシの桜干しは、塩とコクのある粗糖のみで味つけしたもので、その名の由来は「桜の季節にマイワシがたくさん獲れることから」や、「桜干しの仕上がりの先端部分が桜の花びらのようだから」など、趣ある諸説があり、絶妙な味つけとも相まって酒の席で花開く一品です。
シラスやイワシ以外にも、シラウオ、サヨリ、メヒカリ、子持ちヤナギガレイ、ムシガレイ、アカガレイといった様々な地魚で干物を作る渡助商店ですが、その最大の特徴は、昔ながらの天日干しにこだわり、すべて手作りなこと。イワシの桜干しを例にとると、まず手作業でワタを取り除き、中を丁寧に水洗いし、形良く並べ、漬け液に二晩漬け込み、余計な水分を絞った上で干し場に並べ、乾燥具合を確認しながら一枚ずつ裏返し、偏ったものを綺麗に均し、2日~3日程かけて作られます。とてつもない手間暇をかけて天日干しにすることで、臭みが無く旨味の詰まった干物となります。
店主の渡邉さんは、実は魚が苦手。代々継いできた干物屋に生まれたことで、臭みのある魚が食べられなくなった子供時代を経て、「魚嫌いな人でも安心して食べられる、美味しい干物を作りたい」と想うように。その一心から、干物の臭みや旨味に対するこだわりを強く持ち、美味しい干物づくりに日々励んでいます。
太陽の恵みたっぷり
食べればわかる天日干しの旨さ
この店の魅力
茨城県水産製品品評会にて、イワシの桜干しは平成25年度の農林水産大臣賞、シラス干しは平成27年度の水産庁長官賞を受賞するなど、加工技術は折り紙付き。その美味しさに惹かれたリピーターも多く、その年に作った分の商品が早々に売り切れることもあるそうです。
加工場での店頭直売はもちろん、日立駅情報交流プラザや公営国民宿舎鵜の岬、道の駅日立おさかなセンター等で購入することもできます。様々なお店の干物を購入して、渡助商店の天日干しの干物と食べ比べてみてはいかがでしょうか。

お店情報

店舗名渡助商店
TEL0294-52-3527
住所〒319-1222 日立市久慈町2-16-11
営業時間9:00~17:00
定休日不定休

アクセス

常磐自動車道日立南太田ICから国道6号を日立方面へ。ボーリング場を過ぎて大みか町6丁目交差点を右折。本家かまどやのある交差点を右折し、道なりに坂を下った信号の右側。道向いのガソリンスタンド跡に駐車可能。

駐車場

有り 3台
料理の紹介天日干しシラス(290g) 1,000円(税抜)
天日干し白魚(220g) 1,200円(税抜)
天日干しカチリ(ちりめん)(200g) 1,000円(税抜)
天日干しメヒカリ(600g) 1,300円(税抜)
天日干しイワシの桜干し(200g) 1,000円(税抜)
天日干しイワシの桜干し(700g) 2,500円(税抜)
天日干しサヨリ丸干し(箱入り/600g) 1,300円(税抜)
※各干物の価格は変動する可能性があります。
※更新が間に合わず最新の情報でない場合もございますので、ご予約・ご来店の際などは実店舗へご確認下さい。