久慈漁港や那珂湊漁港で水揚げされた地魚を旧知の仲買人から仕入れています。人気の日替わり定食は、店主の磯崎さんが当日の水揚げ状況に応じてメニューを決める日替わり定食。開店前の早朝に自ら船で釣りに出かける磯崎さんは、自他共に認める大の釣り好き。釣れた地魚をお店で提供することもしばしばあり、「僕は魚のソムリエ」と話す磯崎さんだからこそ、一番美味しい魚の旬や食べ方が料理人と釣り人の両方の視点でわかる稀有な店主です。
地魚はやはり鮮度が命。どんな地魚でも料理人が扱い方を知らなければ台無しになってしまうと磯崎さん。また、地魚の種類や調理方法によって、鮮度や熟成の時間を調整し、漁師町で昔から食べてきたサンマの「なめろう（たたきの一種）」や「パイタ焼き（味噌味のハンバーグ）」などの郷土料理にもこだわっています。